山羊の暮らし

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.......2003年11月01日 (Sat) .......

■安ビデオ

レンタルビデオが１００円だったので５本借りる。
今日観たのは『アホでマヌケなアメリカ白人（１）』と『やくざ残酷秘録　片腕切断』と『千年女優』。
『やくざ残酷秘録　片腕切断』は安藤昇（元組長）が監督をしたドキュメンタリーっぽい映画なのだが、片腕切断のシーンは良いとして“指詰め”が何度見ても本当にやってるようにしか見えず怖かった。
『千年女優』はどうしてそんな単純なオチなのか。牛人間は感動していたが。

No.(170)

.......2003年11月02日 (Sun) .......

■埋葬

昼頃、家を出てカブタンとカブ子を花壇に埋め、買い物に行く。
スーパーでサツマイモを買い、マックでソフトクリーム食べて帰宅。
借りてきたビデオを観る。今日は『トラック野郎　爆走一番星』。牛人間が「これを見ないで『アゴなしゲン』を読むのは許さない」としつこく言うので借りてきた。
須間田三四郎（山城新伍）が少ししか出て来ないのが残念だったが、ボルサリーノ２（田中邦衛）はかっこ良かった。しかし主人公の星桃次郎（菅原文太）がダメ人間過ぎる。
見終わった後、牛人間に「桃次郎って、あなたに似てるよね。痛いところとか」と言われる。

No.(171)

.......2003年11月03日 (Mon) .......

■（無題）

ビデオ最後の１本。『トランスポーター』を観る。主人公の活躍が異常である。油にまみれたアクションシーンは斬新で笑えたので良かった。

No.(172)

.......2003年11月07日 (Fri) .......

■親切

アルバイトの帰り道、車道の真ん中に盲導犬とおじさんがぼんやり立っていた。駅前で車が混雑して横断歩道上に停車しており、それを避けているうちにどうして良いか判らなくなってしまったのだろう。
盲導犬が本当に困った顔をしていたので助けてあげようと考え、おじさんに声を掛けてみると「○○ビルに行きたいのですがここはどこですか？」と聞かれる。道にも迷っているらしい。おじさんに「案内しますから掴まってください」と腕を貸し、○○ビルに連れて行く。
信号待ちをしていたら、酔っ払ったサラリーマンが「ワンちゃん触っていいですか？」と礼儀正しくアホなことを聞いてきた。おじさんは厳しく「ダメです」と言った（仕事中の盲導犬に触ってはいけない）。
○○ビルの前でおじさんはお礼を言い、犬と一緒に歩いていった。家に帰ってから牛人間に「障害者を助けた」と報告すると嘘を吐くなと言われた。

No.(173)

.......2003年11月08日 (Sat) .......

■麺は増殖する

１２時半、昼食に出掛ける。牛人間の希望により、青葉区の『大文字』というラーメン屋に行く。並んでいたが思ったより待たずに入れた。
自分は辛味噌ラーメン、牛人間は味噌チャーシューを注文。ラーメンは途中までは旨かったのだが、何を考えているのかこの店は麺を１．５玉使っているそうで、後半は非常にブルーな気持ちで何とか食べ切る。
満腹で動きたくなくなり、店の向かいにある公園で休む。公園には油の浮いた汚い池（ここで釣りをしている可哀想な家族がいた）があり、池には油で汚れたガチョウがいた。人懐っこいガチョウで、岸にいる人間に寄って行っては靴にくちばしの油を擦り付けていた。
帰り道、ゲーム屋に寄って『逆転裁判』を探すが無かったので帰る。スーパーで豚肉と白菜とネギとロールパンを買って行く。
帰ってからもしばらく何も食べる気になれず、９時頃パンケーキを焼いて夕食にする。プロレスを録画しておいて１時半就寝。

No.(174)

.......2003年11月09日 (Sun) .......

■愛の結晶

カブタンとカブ子の忘れ形見（幼虫）が着々と大きくなってきている。
先日見た時は「かっぱえびせん」くらいのサイズになっており、早く「カール」のようになって欲しいという願いを込めて“カールちゃん”と呼んでいたのだが、今日、幼虫のケースを覗いた牛人間が悲鳴を上げた。自分も覗いてみると、そこには「カール」より更に巨大な奴がいた。
芋虫毛虫嫌いの野良ヤギが見たら気を失いそうな大きさである。これはもう“カールちゃん”とは呼べないので“カールさん”と呼ぶことにした。触ってみると柔らかくて良い感じである。背中は少し硬かった。
数えてみたらカールさんは現在５匹いた。卵はもっと（３０個くらい）あったのだが全ては孵らなかったようだ。たくさん産まれたら野良ヤギに分けてあげるつもりだったのだが、残念である。

No.(175)

.......2003年11月10日 (Mon) .......

■（無題）

朝、ニュースで選挙結果を見る。日記には書き忘れたが、昨日は２人でちゃんと投票に出掛けた。
結局自民党が勝ってしまったようだ。日本人を辞めたくなってくる。日本語しか話せないが。
朝食後、今日は一日中ネーム。しかしなかなか進まず。

No.(179)

.......2003年11月15日 (Sat) .......

■『ガタカ』

昨日、牛人間が会社の人からＤＶＤを借りてきた。今日はそのうちの１本、『ガタカ』を観る。
非常に面白い映画だった。しかし自分はどうしてもラストが好きになれない。牛人間はあのラストがあるから良いのだと言うが。
自分は、子供でも理解できるくらいの必然性が無ければ、登場人物の死が受け入れられない。こういう感性で映画を観ていると何かと損をしている気がする。しかしなぜか『髪結いの亭主』はすんなり納得出来たが。

No.(184)

.......2003年11月16日 (Sun) .......

■『未来は今』

今日はコーエン兄弟の『未来は今』を観る。さっぱりしていて所々が変で、好きなタイプの映画だった。
自分は外国人の顔はほとんど覚えられない（昨日観た『ガタカ』でも、全く違う役者が演じているものを一人二役だと思い込んでいた）のだが、この『未来は今』の主人公だけは『ショーシャンクの空に』の主人公と同じ人だと判った。
『ショーシャンクの空に』は、なぜかこれまでに４回も観ている。自分の意思で観たのは最初の１回だけなのだが、その後「この映画、すごくいいから」と友達２人に別々に観せられた。最後の１回は牛人間に観せられた。しかし、またいつか観ることになりそうな気がする。
映画を見終わってから風呂に入り、テレビ観て１２時半就寝。

No.(185)

.......2003年11月22日 (Sat) .......

■（無題）

３連休なのでどこか旅行に出掛けよう、と話していたのだが、なぜか自分も牛人間もレンタカーの予約をしていない。
実はお互い面倒になってきているのであるが、「やめようか」と言った方が負けなので言わない。
今日は部屋の片付けと洗濯をし、買い物に出て夕食に豚肉のしょうが焼きを作って食べる。それからゲーム（逆転裁判）やって３時就寝。

No.(176)

.......2003年11月23日 (Sun) .......

■（無題）

朝起きると、おはぎが食べたくなった。自分は餡子が嫌いなので、こういう気持ちになることは滅多に無い。
ネットでおはぎの作り方を調べると、餅米だけでなく白米を混ぜた作り方が載っている。どちらか判らなかったので母に聞こうと実家に電話するが、父と２人で仙台に旅行に行ったとのこと。民放は留守番させられていた。
昨日、小田原の温泉に行こうという話が出ていたのだが、外はとても寒かったので出掛けるのが嫌になり、今日も家でゴロゴロして過ごす。
夕方、買い物に出てつぶ餡と餅を買ってくる。おはぎの作り方が分からないのでお汁粉を作ることになった。
テレビ観て、ゲーム（逆転裁判の続き）やって２時就寝。

No.(177)

.......2003年11月24日 (Mon) .......

■（無題）

天気が良いので牛人間と公園に行き、フリスビーで遊ぶ。それから電器屋に行ってＣＤを買い、牛丼屋で牛丼を食う。
夕方帰宅し、ネームのまとめに入る。大体流れは決まったのだが、エピソードの取捨選択でまだ迷っているところがある。どれくらい濃くして良いのか判らないので、削ったり足したりしながらページ毎に描くことを決めていく。描き慣れないジャンルなので、この辺りに一番時間が掛かってしまった。
結局最後までは終わらず、風呂に入り１時就寝。

No.(178)

.......2003年11月29日 (Sat) .......

■不幸なおでん

１０時半起床。雨。牛人間が寝ている間ゲーム（逆転裁判２）。朝食はリンゴ。
昨日から妙におでんが食べたくなったので準備。ダシを取ったり卵や大根を茹でたりする。１２時、牛人間を起こし朝食兼昼食。トーストと目玉焼きとウインナーとワカメサラダ。
夜はおでんを食べようと言うと、牛人間にものすごく嫌な顔をされる。９年付き合ってきて知らなかったのだが、牛人間はおでんが大嫌いだそうだ。
雨の中、１人でおでんの具を買いに行く。牛スジとコンニャクとちくわと練り物を買って帰宅。牛人間はゲームをしていた。自分はおでんの準備の続きをする。
６時、腹が減ったので夕食。牛人間は卵と牛スジと練り物のみ食べる。結構良い味に出来たのだが、おでんが嫌いな人と食べると旨さが半減した。
食後、２人ともテンションが低くなり、お互い別のゲームをして過ごす。シャワー浴び、プロレス観ながら３時就寝。

No.(181)

.......2003年11月30日 (Sun) .......

■鈍行の旅

２時起床。雨。９時頃一度目が覚めたのだが、二度寝したら際限なく眠ってしまった。野良ヤギと１８きっぷで青森に帰るという長い夢を見る。
朝食兼昼食におでんを食べ、その後自分はゲーム（逆転裁判２）。牛人間は同僚が入院したので見舞いに出掛ける。本を差し入れたいからとゲッツ板谷の『怪人紀行』のシリーズを持って行った。それ、３冊とも自分の本なんだが。

No.(180)

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